2010年03月29日

新茶ガイドサイクリング

いよいよ新茶の季節となりました。
新茶といえばマラソン?いやいやサイクリングですよ。
恒例となりました新茶ガイドサイクリングを今年も開催します。

のんびりペースで新緑鮮やかな茶畑を巡り、街なかのおもしろ
スポットへご案内します。茶席を体験したり、街なかをちょっと
散策したり、サイクリング+アルファの楽しみを充実させたツアーです。

<< 新茶ガイドサイクリング >>

■日程/2010年4月18日(日)

■集合/掛川市役所 正面玄関前(駐車料はかかりません)

■定員/10名  

■参加費(保険料込み)
 /一般:3500円/NPO会員:2500円

■スケジュール
 8:30〜8:50 受付
 8:50〜9:00 ガイド紹介、自己紹介、日程確認、注意事項など
 9:00      竹の丸(掛川市掛川1200−1) スタート  
  15:00     竹の丸ゴール、解散

■持ち物/自転車、ヘルメット、手袋、誓約書、参加費、健康保険証、
 各自必要に応じて着替えなどをお持ち下さい。
 お持ちの方は換えチューブ、携帯ポンプ、携帯工具などもご持参ください。

■コース概要/走行距離:約35km(予定)、体力☆
竹の丸⇒ 青田トンネル⇒上内田・茶畑の丘⇒キウイフルーツカントリーJapan(立寄り・見学)
⇒応声教院⇒稲可部(モコモコの見える丘)⇒七曲池⇒街なか・七曲り⇒二の丸茶室(入館・見学)
⇒昼食(竹の丸近辺)⇒資生堂アートハウス紹介 ⇒竹の丸

※当日の時間次第では、立寄り箇所などが変更になることがあります。
 コース・日程等変更になる場合もあります。

※☆は体力レベルの目安です。
 ☆…やさしい  
 ☆☆…程よい 
 ☆☆☆…走りごたえあり  
 ☆☆☆☆…けっこうキツイ


○●昨年の新茶ガイドサイクリングの様子はコチラ↓●○
http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/topic/topic_view.phtml?id=248403&grpcd=129973


【お申込み、お問い合わせ先】
NPO法人スローライフ掛川
〒436-0091 静岡県掛川市城下5-10 1F コンセプト株式会社内
Tel 0537-22-0654
Mail project@slowlife.info
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平成21年度 第2回 掛川市景観市民講座を開催しました





平成22年3月17日(水)、平成21年度掛川市景観市民講座(第2回)の掛川市景観市民講座〜ワークショップ〜
『私たち自身が、価値ある景観を創ろう、守ろう』が掛川市竹の丸にて行われました。

■テーマ
掛川市では平成19年度より、まちの景観をあらためて見つめ直し、
よりよい景観とは何かを考えるための景観講座を開催してきました。価値ある景観を創り、守るために何ができるのか。3年間の景観講座を振り返りつつ、多くの方の意見を発表していただく場として、「掛川市景観市民講座〜ワークショップ〜」を開催します。

■講座概要
過去2年間の概要紹介と意見発表、意見交換
1.概況発表:講座ですすめてきたこと、検証できたこと
2.事例紹介:気になる景観事例紹介
3.景観計画素案報告:景観計画素案報告(掛川市より)
4.意見交換:感想、講座に参加して理解を深めたこと
5.まとめ:景観を創り、守るために踏み出そう

■内容
 概要紹介では、NPO法人スローライフ掛川理事の佐藤雄一より、
過去3年間の景観市民講座の概要を説明。
今までの講座の展開テーマとして、「河口と海岸」「里山」
「まちなか みち」「良好な景観/掛川」「良好な景観/大須賀・大東」「シンポジウム」「今回」の説明、キーワードとしては「景観は創るもの」「景観は教え、育むもの」「保存でなく保全」「今あるものをどう生かすか」「あるものさがし」「景観が資産になる」「市民からの提案が行政に生きる」が出されました。
 その後、画像を見ながらの事例とともに、3年間通じて講師をお願いした 東京学芸大学鉄矢悦朗准教授の言葉から「大切なのは割り切らないこと」「ゆれるまなざしが大切」が紹介されました。
 
 掛川市役所都市整備課計画係より、掛川市景観計画(素案)について詳細の説明がされました。

 意見交換では、「地域に根ざした計画にしていくためには、地区ごとに課題を見つけていくことが大事」「地域住民が自分のまちの魅力に気づき、自信を持つことが大切」などの意見が出されました。また、「子どもの頃から景観について考えることが大事」という意見に対し、参加していた小学校の先生から「景観も含めたまちづくり教育をすすめたい」という意見も出されました。

◎行政より
・景観条例ができてからがスタートである。
個々のまちづくりは個々のエリアの色に合った形のものを創って行かなければならない。ルール作りをきちんとしていき、無秩序な建物を許してしまうことのないようにと、市では考えている。

◎NPOより
・今までの景観講座からのテーマおよびキーワード。
『景観とはただあるものではなく創るもの』『景観は教え、育むもの』『保存ではなく保全』『今あるものをどう生かすか』『あるものさがし』『景観が資産になる』『市民からの提案が行政に生きてくるというのは、ごく当たり前の話』『景観に関しては日々の生活の中で景観を見ているのは生活者である市民』『生活者がこの景観を生かしていくべきだと行政に提案し、それが生きていくというしくみが必要』

◎参加者より
・見過ごすと、取り返しのつかないことになる⇒無秩序な形や色合いの家など、規制できない状態になる。
・景観⇒日常の生活そのもの⇒生活の中の価値観⇒生活を見つめなおすきっかけとなる。
・経済と道徳⇒経済と景観に置き換える。
・続けること⇒長い時間を掛けて周りに協力しようと思える状況をつくる。
・子供のうちから景観について考える機会を作る ⇒景観のセンスを磨く。
・一方で、景観とは特定の地域のみのものではない⇒こだわりすぎると、その地域のみのコンセンサスで終わってしまう。仕組みづくりが大切。
・残そうという考え⇒市民の考えの統一性、地元の統一性。
・広く他を知ること⇒地元のよさを知ることにつながる。
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2010年03月27日

「掛川のここがいいじゃん!シンポジウム」を開催しました


平成22年3月13日(土)に開催した「掛川のここがいいじゃん!シンポジウム」。
NPO法人スローライフ掛川と掛川市と協働事業「地域SNS『e-じゃん掛川』を活用した地域活性化事業」の今年度の総括のようなシンポジウム。

会場となる掛川グランドホテルには、113名もの方が集まってくださいました。本当にありがとうございました。

■第1部 基調講演
「掛川のここがいいじゃん!〜地域SNS『e-じゃん掛川』から見える掛川の地域力〜」
講師 :田中秀幸先生(東京大学大学院情報学環 ネットワーク経済論教授)


時間制限のある中、田中先生からは元気になる言葉や密度の濃い内容で、「掛川のここがいいじゃん!」をたくさん見つけていただきました。事前にどれだけ『e-じゃん掛川』を見てくださったんだろう〜」と感心するほどです。

講演の締めくくりに、田中先生からは、「地域情報化、地域SNS、ブログの使い方は決まっている訳ではなく、地域地域によって色々なやり方があります。正しい地域情報化や、地域情報化の正解はないと思います。地域にあったやり方、みなさんの気持ちがうまく集まっているところは私自身が参加していてとても楽しいと感じました。地域コミュニティと行政が一緒になり、組織の壁をなくし、繋がりながら地域の力を高めていくことが、これからの地域社会のイメージとしては大事なことなのかなと思います」
 
■第2部 シンポジウム
『e-じゃん掛川』こんな使い方、あんな使い方〜ライフスタイル提案としての地域SNS〜」

◎コメンテーター  
・田中秀幸氏
◎コーディネーター
 ・小松正明氏(元掛川市助役、独立行政法人都市再生機構 部長)
◎パネラー      
 ・中田繁之氏(これっしか処専務取締役) 
 ・大畑克彦氏(スローライフ【自転車】部管理人) 
 ・太田聖子氏(「きらっとわたしら」代表)





コーディネーターである小松さんから「SNSやブログも数多ある中で、自分の情報を発信するのになぜ地域SNSにこだわるのか」という問題提起。そのあたりを考えることに、地域SNSの存在意義、私たちが目指すべきヒントがありそうです。パネラーの皆さんの発言にも、たくさんの素敵な言葉がありました。

もっと詳しく知りたい方は、こちら↓
「掛川のここがいいじゃん!」を見つけよう〜
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2010年03月24日

平成21年度 掛川市景観市民講座 「景観シンポジウム」 を開催しました。



平成21年10月16日(金)、美感ホールにて景観シンポジウムが行われました。

自然回帰や里山ブーム、街並み見学ツアーなどがツーリズムの要素となっている今、まちの景観そのものが「地域の財産」としての位置づけを持ち始めています。
まちは、そこに暮らす人にとって心地よい場所であると同時に、訪れる人にとっても心地よくありたいものです。今後の選択の一つ一つが、掛川のこれからの景観を創っていくという意識のもと、今回のシンポジウムでは、景観を「暮らす人」「訪れる人」「営む人」の3つの視点で捉え、平成19年、20年と実施した景観市民講座を総括し、景観について、掛川とゆかりのある専門家とともに考えます。

■第1部 基調講演 〜景観講座総括 
「地域の大切な財産“景観”をどう意識し、保全するか」
講演:鉄矢悦朗 氏(建築家、東京学芸大学准教授)

 第1部の基調講演では、これまでの講座を振り返りながら「景観講座を通じて見えてきたこと」「参加者とともに創出したもの」についての講演がされました。掛川の景観を考える上での柱は2つあります。
一つ目は「景観をつくっている要素は私たちと自分自身の暮らし」であり、二つめは「景観は地域の歴史的財産であり一人では作れないもの」です。
また、景観を意識するためには「ゆれるまなざし」が大切であることをお話されました。
 景観を意識するための6つの揺れ幅等について事例をまじえて説明した後、「保存ではなく保全が大事」「保全とは(壊すことも含めた)景観を創ること」と訴えられました。
最後に、暮らしやすいこと、いい塩梅な暮らしが景観にとって重要であり、掛川には『分度』という素晴らしいキーワードがあると話され、講演を締めくくりました。

◎講師:鉄矢悦朗(てつや えつろう)氏
 建築家、東京学芸大学准教授、 
NPO法人「調布まちづくりの会」理事。
 掛川との関わりは、2004年に「掛川ひかりのオブジェ展」に学生有志と参加して以来。 NPOスローライフ掛川主催「掛川ライフスタイルデザインカレッジ」のフォーラム講師を務める。
 昨年度の掛川市景観市民講座でも全3回の講師を務める。東京都調布市在住。



■第2部 シンポジウム「生活と景観を考える」
生活と景観を考えるというテーマのもと、掛川の景観資源、木造駅舎の保全、営みと景観などについて意見交換を行いました。議論の中で、見慣れてしまった景観を価値あるものにするために他所者からの刺激が大切であること、農の風景のように手間ひまかけた景観は素晴らしいものになる要素があることなどの意見が出されました。また、議論がされている木造駅舎の問題については、保存か解体かという議論はナンセンスであること、都市経営として「掛川の何を売り物にするのか」を考えた時、おのずと答えは出るのではないか、などの意見が出されました。
行政経営上の開発行為と景観保全のバランスについての議論では、
現代社会では技術の進歩や素材の多様性によって我慢しなければ無秩序がまん延するような状態の社会になってしまったという指摘もありました。
また、現代において「もてなすための景観づくり」よりも、「今あるものでどうもてなすか」もっと努力や知恵を絞るべきだとの指摘もされました。

◎パネラー
 ・鉄矢悦朗氏(東京学芸大学 准教授)
 ・小松正明氏(独立行政法人都市再生機構 部長)
 ・川口 功氏(社会福祉法人 大東福祉会 理事長)
 ・名倉光子氏(NPO法人とうもんの会 理事長)

◎進行
  佐藤雄一(NPO法人スローライフ掛川 理事)

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